あめだまのシネマ大倉庫

「本当に観て面白い」映画をあなたに

「何者」 怖い怖い他人の目について

菅田将暉になりたい。

こんにちは、あめだまです。

 

読書好きなあめだまとして本で読みたかったのですが我慢できず映画で見てしまいました。

桐島、部活やめるってよで昔騒ぎになりました朝井リョウの「何者」をprime Videoで見ました。


『何者』

 


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本当に怖い話です。

最近Xに名前が変わったTwitterの怖さ。

そして何より人からどう見られ、

どう思われているのか。

本当に怖い作品です。

見たことない人は、

ぜひ見て欲しい作品です。

 

 

あめだま的評価★★★★☆(4/5)

 

 


 

 

『何者』

2016年公開(日本)

監督:三浦大輔

出演:佐藤健有村架純菅田将暉二階堂ふみ岡田将生山田孝之

直木賞受賞作を映画化

 

 

-あらすじ-

 

演劇サークルで脚本を書き、

人を分析するのが得意な拓人。

何も考えていないように見えて、

着実に内定に近づいていく光太郎。

光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せる実直な瑞月。

「意識高い系」だが、なかなか結果が出ない理香。

就活は決められたルールに乗るだけだと言いながら、焦りを隠せない隆良。

22歳・大学生の5人は、

それぞれの思いや悩みをSNSに吐き出しながら

就職活動に励むが、

人間関係は徐々に変化していく。


 

 

 

 

 


 

 

-ネタバレ有りあめだま的感想-

 

 

①ほんとに怖い他人の目

 

 佐藤健演じる拓人の心の内。

 彼が就活がうまくいかない裏には、

 人のことを見下して分析する、

 冷たい心内がありました。

 あめだまは去年末からブログを始めて、

 昔の私は

 「ブログなんて人生寂しくて、

     私意識高いです!みたいにいきってるやつが

   やってる、寒いもの」

 だと思ってました。

 そんなあめだまだからこそなのか、

 自分の意見を書く本ブログも読んだ方に

 「文章の勉強を練習してから出直してきな」

 とか

 「稚拙な文章やし、中身ないし、

 そう言うことじゃないやろ」

 ドきついことを言われているのではと

 怖くなりました。

 

 心内で思ったことは言葉にすべきで、

 相手に伝えるべきことだと思います。

 綺麗事じゃなくてあめだまが怖いからです。

 

 おそらく作者が伝えたいことは別にあって、

 その流れの一つだと思うのですが、心に留まりすぎました。

   

②見栄っ張りな意識高い系理香

 

 どうしてもこの子が走っている姿が

 脳に焼き付いている。

 二階堂ふみが好きだからは一旦別にして

 意識高い系の見栄っ張りの彼女が

 自分の志望を捻じ曲げ、現実に立ち向かい、

 遅刻したのか走っている姿は、

 今の自分の重なった。

 そんな彼女が拓人にキレ散らかして泣く。

 現実に対してまっすぐ向き合いながら

 見栄っ張りだからそれを隠して

 頑張っている彼女を裏で嘲笑う拓人が

 本当に悲しい。

 

SNSについて

 

 昨今SNSの種類が増えて、

 写真を投稿するならInstagram

 動画を載せるならYouTubeTikTok

 とさまざまな場所が広がっている。

 Twitterで騒がれた去年の寿司屋の動画や

 芸能人の裏垢がとか

 東海オンエアしばゆあやなんの後悔喧嘩とか

 Twitterの怖い話はたくさんある。

 2015年ごろはTwitterくらいしかやってなかった。

 Twitterで暇そうな人を見つけて、

 リプを送り遊びに誘ったり、

 趣味を同じくする人をみつけたり、

 対面以外のコミュニケーションは全て

 Twitterだった。

 そんなTwitterも変化して名前がXになり

 身近な人よりも会ったこともない人と

 会話をする大きな広場みたいな場に

 変わったように感じている。

 最近では見るだけになったTwitter

 SNS怖い。

 

 

 

 

 

総括して、他人の目が怖いって話です。

けれど、そんなを気にして仕方ない。

自分のなりたい自分として、

他人の目を気にせず、成長の過程と思いながら

ブログを続けていく次第です。

 

 

あめだまのシネマブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

『明け方の若者たち』青春映画

キノコ帝国の「東京」、マカロニえんぴつの「ヤングアダルト」など好きな曲が出てくる映画なので見てみることにした。

 


青春映画『朝方の若者たち』

 

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自分が経験した、社会に出た時の追体験

しているようなリアルを感じた。

わたしはデザインの仕事がしたくて、

建築の意匠を学び、いざ社会にでて、

建築の施工の営業や施工がメインになってから

役柄をあてられ、「思ってたんとちゃう!」

と1年くらいは現実と向き合えなかったが、

そこにも慣れて面白さを感じて

今では綺麗に社畜をこなしている。

そこまで含めて綺麗に描かれている

 

 

あめだま的評価★★☆☆☆(2/5)

 

 

 

 

『明け方の若者たち』

2021年公開(日本)

監督:松本花奈

出演:北村匠海黒島結菜、井上祐貴、山中崇

 

 

 

-あらすじ-

 

「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」 その16文字から始まった、沼のような5年間。明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり・・・。世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は、""こんなハズじゃなかった人生""に打ちのめされていく。息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現在。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。でも、僕はわかっていた。いつか、この時間に終わりが来ることを・・・。


 

 

 


 

 

-ネタバレ有り-

見た人と語り合いたいあめだま的感想

 

 本作には、完全な悪人がいない。

 不倫をする彼女も本気で彼を愛していたし、

 会社のぶっきら棒の上司も休んだら心配し、

 友達は凹んでいら時に心配して家まで来る。

 そんなところが、現実的で自分のことの

 ように感じられるようになっていたのか

 あめだま自身の人生を追体験したような、

 あめだまの「マジックアワー」(大学を卒業し、

 社会人になった人が探している時間)

    を思い出した。

 

 あめだまは残念なことに大学卒業と共に、

 転勤が決まり、このマジックアワーの時期を

 大阪で生活していた。

 だが、この大阪っていう地が本当に濃かった。

 朝まで飲み明かした先輩や、

 年の瀬に父と同い年の上司と女を買い、

 全国各地に仕事で走り回った3年はまさに

 マジックアワーだ。

 後ろにマカロニえんぴつのヤングアダルト

 を流しても北村匠海演じた〈僕〉にも

 引けを取らないだろう。

   自分の話ばかりで申し訳ないが、

 映画自体は特に語るべきところはないので、

 あめだまの思い出した過去の話しを

 させてもらいたい。

 

-大阪での先輩との話-

 あめだまの尊敬するこの人みたいになりたいと

 思った人がいまして、

 ここではチャップス先輩と呼ぶことにします。

 チャップス先輩は同じ大学の別学部の出身で

 あめだまより、5つほど上の年齢だったが、

 海外に放浪していて入社は3年上だった。

 初めは、そんなに仕事の絡みがなく話を

 する機会もなかったのですが、

 喫煙所で同じく野球部だったので、

 チャップス先輩の高校野球の話とか、

 出身のバカ大学の同級生に呆れて大学に

 行ってなかった話とかで打ち解け初めて、

 休日に一緒にキャッチボールをしたりする

 仲になった。

 いつか会社で盛り上がりハーフマラソン

 参加することになり、

 あめだまもチャップス先輩も無事ゴールした

 翌日、2人とも筋肉痛で変な歩き方に

 なっていた。

 21.0975kmも普段キャッチボール程度の

 運動しかしていないのだから、そりゃ

 まともに歩けなくもなる。

 チャップス先輩はただ、

 足より辛いことが起こっているそうで、

 シャツをつまんで胸元の布を浮かしている。

 「何してるんっすか?」と話しかけると

 「胸の突起が腫れ上がってんねん、

  両方にバンドエイドでヌーブラしとる」

 どうやらチャップス先輩の乳首は

 ゼッケンの安全ピンで擦れたのか

 真っ赤に腫れ上がっているようだ。

 ここから毎年マラソンの時は、

 ガード用にバンドエイドを貼って走る

 チャップス先輩の姿があった。

 

 そんなチャップス先輩ですが普段は、

 全てをそつなくこなし、誰からも信頼される

 エリート社員だった。

 

 チャップス先輩は大学時代から続けていた

 FXで資産を築き上げ、

 30歳で結婚し会社を辞めていった。

 その後、 あめだまが地元に戻ってしまい、

 あまり詳しく話せていないのだが、

 人との絡みがなくなり退屈したのか、

 同業他社でまた同じ仕事に戻ったそうだ。

 その同業他社のBBQに呼ばれ参加して

 以来タイミングが合わずあえていないのだが、

 そろそろ会いに行かねばと思った次第です。

 

 

 

あめだまのシネマブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

『エスターファーストキル』サイコホラー映画

有名ホラー映画として誰しもが

目に止まって、見覚えがあるのではないのだろうか?

 


サイコホラー映画『エスターファーストキル』

 

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この見方をできたの珍しいのではと思うのだが

続編となる「ファーストキル」を見てから「エスター」を見ました。

エスターから見ている人はそれだとエスターが。。。と思われるかもしれないが、

すごく楽しめた。

ネタバレの内容になるのでこの変わった見方をした詳しいあめだまの感想は後述させていただく。

まず、ホラー映画としてみるとしたら

いい作品だと思う。

あめだまは良いホラー作品をみると

必ず夢に見るのだが、

今回も夢でしっかりと出てきてくれた。

エスターよりもファーストキルのほうが面白かったという印象です。

 

不気味な少女エスター。このポスターの写真のように顔から滲み出る違和感、狂気を感じる、

いったい彼女の狂気とは。

 

 

あめだま的評価★★★★☆(4/5)

 

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エスター』

2009年公開(アメリカ)

監督:ジャウム・コレット=セラ

原作:アレックス・メイス

出演:イザベル・ファーマン、ヴィラ・ファーミガ、アリアーナ・エンジニア、ピーター・サースガード

 

 

エスター ファーストキル』

2022年公開(アメリカ)

監督:ウィリアム・ブレント・ベル

出演:イザベル・ファーマン、ジュリア・スタイルズ、マシュー・フィンラン、ロシフ・サザーランド

 

 

 

-あらすじ-

 

3人目の子供を流産し、その心の傷が癒えないケイト・コールマン(ヴェラ・ファーミガ)と、その夫ジョン(ピーター・サースガード)。夫婦はその苦しみから抜け出そうと、9歳の少女エスター(イザベル・ファーマン)を養女として貰うことにします。 エスターは少々変わり者でしたが、健気で真面目な性格をしていて、夫婦は幸せな家庭を予感しました。しかしエスターは次第に奇妙な行動を見せるようになり、彼女の恐ろしい本性が明らかになります。

 

ファーストキルはこのエスターがエスターになるまでの話を描かれたものにあたる。

 

 

エスター ファースト・キル

エスター ファースト・キル

  • イザベル・ファーマン
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-ネタバレ有りあめだま的感想-

 

 

①オルブライト家の秘密

 アメリカで暮らすオルブライト家は4年前に6歳

 で行方不明の娘「エスター」が保護された。

 実はそのエスターは兄により殺され、母により

 死体を隠された為、存在しているわけがない

 のだが、そのサイコパス家族に何も知らず

 入場する新たなサイコパス

 サイコパスvsサイコパス

 もうね、殺戮にたいする躊躇いのなさが、

 たまらなかったです。

 サイコパス同士の読み合い。

 だけど、なぜかエスターは人を躊躇いなく

 殺すが、どこか共感、同情してしまう。

 そこがこの作品を好きになる、

 大きなところだ。

   

エスターが車に乗り煙草をふかすシーン

 エスター演じるイザベル・ファーマンは

 2022年ファーストキルでは23歳、

 2009年エスターでは10歳で演じている。

 大人になったイザベルだからこそ、

 片手でハンドルを握り、サングラスをして、

 タバコをふかしている、大人なエスターが

 描かれている。

 そもそも23歳が10歳の役を13年遡って

 演じるには様々な工夫があったのであろう。

 この2作のエスターは本当に、13年の月日が

 たっていることなど微塵も感じない。

 

③燃えるオルブライト家

 ラストシーンは正直13年前の「エスター」に 

 続くようにエスターを殺すわけにはいかない

 わけだが「まあ、うん、そっか。。。」

 正直仕方ないんだけど、

 少し腑に落ちなかった。

 しかしこれは、エスターに続くためのもの

 であるし、エスターを見ると何か納得した。

 マウスピースが突然出てくるのもこのシーン。

 ん?となるがエスターを見ていた人は、

 あの化粧を落とすシーンが

 蘇ったのではないかと思う。

 

 

 

-あめだま的面白き様々な考察-

 

①23歳が演じる、10歳

 同時10歳だった、イザベル・ファーマンは

 年齢を高くみせる所作のようなものを

 大きく考えたであろう。

 しかし13年たった10歳というのは真逆の工夫が

 必要であった。

 実はここには1作目と同じ、

 アクセントコーチを雇い、

 そのアクセントコーチが当時の全レッスンを

 収めたレコーディングを残していたそうだ。

 それを元に当時の自分の演技を練習した。

 子供役のため、メイクを隠していくと

 子供らしいピュアさがなくなってしまうため、

 結果的な顔を丸くするため、太ったそうだ。

 他にも、身長がら伸びてしまっていたため、

 共演者は厚底をはき、イザベル・ファーマンは

 腰をかがめた。

 それに合わせて遠近法を利用し、

 楽しむように作成されたようだ。

 本人ですら自分が10歳に見えてすごく嬉しいと

 違和感を感じていたそうだ。

 私がみて、実は当時に撮影されていた映画を

 今改めて公開しようとなったのではと

 勘違いするほど、彼女は少女だった。

 

 

②ブラックライトを利用した絵画

 アラン・ブライトは画家であり、エスターに

 絵を教えた本人だ。

 エスターでは登場シーンから絵を描いている。

 アランのことを忘れられずにいるのだろう。

 親チームの話がブライト家のことを

 思わせるようにさえ感じる。

 エスターの部屋でブラックライトで

 壁に描かれた浮かび上がる絵が出てきた時は

 興奮しました。

 カチカチカチカチカチカチ

 スイッチを連続で切り替えるシーンなんて

 めちゃめちゃリンクしててゾクゾクしました。

 殺戮が始まるぞって。

 

 

 

総括して、

2作含めてめちゃくちゃ楽しめる

作品になっている。

恐怖と同情と愛情。

これは本当にいい作品。

 

 

あめだまのシネマブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆様の感想もお聞きしたいので、

よければ見られた方コメントで語りましょう。

 

 

『ゲットアウト』ミステリーホラー映画

Netflixに今更ながら登録しまして、

いままで、なんで登録してなかったんや!と

興奮隠しきれないあめだまと申します。

 

今日は、クリスマスイブですから!

そんな夜はホラーに限ります。(意味不明)

1作目としてみました、

ホラー映画『ゲットアウト』

 

正直に、めっちゃおもしろかったです!

映画あんまりみないよー!って人に特におすすめなのではと思います!

何って、わかりやすいんです。

つまづくところがないし、伏線がしっかりしていて推理する楽しさと、ゾクゾク感が本当に程よいです!

 

 

あめだま的評価★★★★☆(4/5)

 

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『ゲットアウト』

2017年公開(アメリカ)  

監督:ジョーダン・パール

出演:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、ブラッドリー・ウィットフォード

全米初登場No.1大ヒット

 

 

-あらすじ-

 

ニューヨークに暮らす写真家の黒人男性クラスが、交際中の恋人ローズの実家アミテージ家を訪れる。裕福な彼女の家で、彼は黒人として異様な注目を浴び、奇妙な使用人の振る舞いを目撃する。そんな中、パーティーに出席した彼は、さらに思いも寄らぬ事態に見舞われる。不気味な表情の彼らが意味するものとは。何かがおかしい。

 

 

 

 

-ネタバレ有りあめだま的感想-

 

①違和感しかない鼻血黒人男アンドレ

 パーティで居心地の悪さを感じて、

 黒人を見つけて嬉しそうにクリスは

 アンドレに話しかけるが、アンドレ

 登場から違和感しかない。

 「なんでこの黒人は注目されてないんや?」

 喋り終わりのシーンでは、

 クリスが拳を出すのに対して握手で答える。

 「この人見た目は黒人だけど黒人じゃないって

 ことなのか?」

 人種ってのがわからなさすぎて、悩んだが、

 映画の最後でこれがそのまま答えやないかい!

 ってギリギリ気づきそうで気づけなかった。

 これぞ推理の醍醐味。

 あめだまの大好きなバーローの言葉を使うと

 「不可能なものを除外していって

  たとえどんなに信じられなくても、

   それが真実なんだ」

   

②耳に綿を詰めてからのクリス大無双劇

 クリスのイメージって繊細で、優しい印象

 だったのですが、

 耳に綿を詰めてからのクリスの勢いったら

 もう野獣でしたね。

 兄貴を鉄球で殴り、父を鹿の角で突き刺し、

 母を刺し殺す。

 あら、やだぁ〜もうめっちゃ男やん〜

 ついついオカマ口調になっちゃいますよね。

  

 

③人身売買を超えた先、脳移植

 ビンゴカードを使ってオークションを

 しているシーンも直接的でないので

 これオークションか!?って

 わたし気づいてますよ!と

 (後に恥ずかしくなるのだが)

  ドヤ顔をしながら見ていると

 人身売買だけど、違う。

 サスケくんと大蛇丸さんの関係やないですか。

 「君の目がほしい...」

 (本作の大蛇丸さんは頭をパッカーンされて

 放置されて、不屍転生は失敗する)

   脳の移植と聞いて、

 昔、俳優の何某が出した本を思い出した。

 脳を移植したらそれははたしてどちらなのか。

 ゲットアウトでは2つの人格があり、

 体の人格は太陽の届かない暗闇に

 落ちるわけなのだが、

 フラッシュで戻ってくるってのもよかった。

 おじいちゃんが最後拳銃取ってローズに

 ぶっ放して、眼鏡のおじいちゃんも

 自殺するところの展開の早さも含めて

 気持ちいい。

 

-あめだま的面白ある様々な考察-

 

①なぜ鹿を轢き殺したシーンがあるのか

 得体の知れないものが前を通って

 車で引いてしまうのだが、

 それな鹿であったわけとは。

 轢き殺した鹿はバラックバックと呼ばれる

 種類の雌鹿で

 「白人女性を襲う手荒な黒人男性」の

 スラングになっている。

 その鹿をローズが轢き殺すわけだから、

 これから展開を、序盤に示唆しているシーン

 なわけだそうで、細かいなと。

 

②ウォルター(おじいちゃん)の深夜の爆走

 クラスがこそっと、外に出てタバコを出すと、

 ウォルターが爆速で走ってくる。

 8番階段ってゲームが最近流行ってるけども

 それを思い出した。

 この爆速ウォルターは、中身が昔、

 楽勝の選手で黒人に敗れた爺さんで

 負けた黒人の体を手に入れた爺さんは、

 今の体ならタイムを抜けると深夜に

 毎晩練習していたと思われる。

 この爆速にはじいさんの陸上の話が

 つながってきており、ここで、

 こいつ爺さんやない?ってなった人は

 さぞドヤ顔で気持ちよかっただろうなと。

 

他にも黒人も白人を示唆する要素が書かれているので、これから見る人、もう一度見る方は、

注目してみると面白いですよ!

 

 

総括して、良いミステリーホラーだったなと。

伏線とか考察できるポイントが詰まっていて、

それも面白い。

 

 

あめだまのシネマブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆様の感想もお聞きしたいので、

よければ見られた方コメントで語りましょう。